メンタルヘルス・マネジメント検定の概要と合格率


メンタルヘルス・マネジメント検定は、大阪商工会議所が主催している民間資格です。
職場におけるメンタルヘルスの対策や推進をするために、必要となる知識や技術、そして態度を持っているかどうかを認定する試験です。企業の中でのメンタルヘルス全般の情報を扱っているために、人事労務担当者や様々な管理職を中心に注目されている資格です。

メンタルヘルス・マネジメント検定の概要と合格率

この検定には3種類あります。
具体的には、メンタルヘルス・マネジメントⅢ種と、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種、そして最も難易度の高いⅠ種です。それぞれの合格率は、Ⅲ種が7割前後で、Ⅱ種が6割を超えています。Ⅰ種に関しては、2割を切っているので、合格するには難関であると言えるでしょう。

メンタルヘルス・マネジメントⅢ種は、自分自身のメンタルヘルスケアをどのようにしていけるかを学ぶことが出来ます。Ⅱ種は、ラインケアコースと言われており、自分の部下のメンタルヘルスケアを中心に学びます。Ⅰ種は社内全体のメンタルヘルスの認識をどのように高めるか、人事や経営の分野からどのようにメンタルヘルスを推進していくかが扱われます。

メンタルヘルス・マネジメントⅠ種を取得すると、企業の中で、メンタルヘルスについてどんな教育をしたら良いのかを知ることが出来ます。研修の企画や、立案を含めて、実際的な知識を身につけていけるのです。自ら立てた企画の実施の仕方なども、具体的に学んでいきます。それぞれの企業が抱える問題を意識しながら、メンタルヘルスの方針や計画を効果的に実施できるでしょう。

各企業には、人事戦略に加えて人事の方針などがバリエーションに富んでいます。異なる環境の中で、柔軟にメンタルヘルスについて取り組む知識と技術が無いと、メンタルヘルスケアを浸透させていくのは、簡単ではありません。
メンタルヘルス・マネジメントⅠ種の資格を取得すると、幾つもの環境の中で、柔軟にメンタルヘルスを推進する技能を身につけられます。特に、人事労務担当や管理者だけではなく、経営幹部なども含めてこの資格を目指すと良いでしょう。

試験はマークシート方式で、100点満点となっています。論述式の試験も有り、こちらは50点満点です。2つの試験を合わせて、105点以上が合格基準となっています。

メンタルヘルス・マネジメント検定は、企業の中でも認知度と信頼度が高い資格です。
企業のメンタルヘルス分野で活躍の場を広げていきたいときには、メンタルヘルス・マネジメント検定を受けてみるのも良いでしょう。


メンタルヘルスのおすすめ資格

メンタルヘルスについて学び始めるには、手軽なweb講座がおすすめです。
formieのメンタルヘルス・スペシャリスト講座は初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてメンタルヘルスを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめメンタルヘルスの資格はこちら

メンタルヘルス資格
メンタルヘルス資格TOP