メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)の概要と難易度


メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種は、ラインケアコースとも呼ばれている資格です。
企業の中で、部下がメンタル面の不調を抱えた時に、どのようなアドバイスをしたら良いのかが学べます。自分の管理下にある従業員達が、メンタルヘルスに問題を抱えないように、日頃から気をつけるべきポイントなどの知識を学習することも出来ます。
資格試験に向けて勉強をしていくことで、実践的な知識や技術を習得できるのです。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)の概要と難易度

企業の中では、メンタル面の安全配慮義務の順守がますます重要になっています。うつ病を患う人が多く、会社の労働環境が原因でメンタルの不調を訴える人が増加しているからです。
そのような中で、メンタルヘルスを推進したり、対策をしたりしている企業は、顧客からのイメージも良くなっています。取得していると、企業や企業で働く個人を効果的にサポートすることが可能です。

このメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種は、大阪商工会議所が認定している資格試験です。
年に二回試験が実施されていて、企業の中で管理職や管理監督者の立場にある人が、多く受験しています。
試験は100点満点で、70点以上の人が試験に合格できます。合格率は6割を超えているので、しっかりと試験対策をしていれば取得できるほどの難易度です。
問題はマークシート方式で、2時間で行なわれます。受験資格は特にないので、多くの人が、試験にトライしやすいでしょう。

試験で扱われる内容は、メンタルヘルスの意義と、企業の中での管理監督者の業務がどのようなものかと言う点です。人間のストレスとは何か、ストレスとメンタルヘルスには、どんな関係があるかについての問題もあります。
一般的な職場環境の評価の仕方や、評価を受けてどのように改善していけるかと言った、具体的な方法も試験に出てきます。労働者への配慮の示し方や、相談を受けたときの対応方法も質問されますよ。
カウンセリング中の、話の聞き方や、こちらからのアドバイスの仕方、さらにはプライバシー順守の重要さなども問われます。既に企業をメンタルヘルスの問題で休職していたり、辞職していたりする人を、どのように復職出来るようにサポートしていけるのかという内容も扱われます。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種は、企業の部門の中や、部下のメンタルヘルス対策が出来るような技術を認める資格です。
既に管理者として働いている人や、1つの部門のリーダーとして働いている人にお勧めの資格となっています。


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